「健康増進法の一部を改正する法律」が、2020年4月1日から全面施行されて1年。その基本的な考え方は、@望まない受動喫煙をなくす A受動喫煙による健康影響が大きい子ども・患者等に特に配慮する B施設の類型・場所ごとに対策を実施、です。
その結果、大勢の人が利用する施設では、原則「全面禁煙」となっています。「望まない受動喫煙」防止が進む中、禁煙に踏み込むことで健康づくりにチャレンジしてみませんか。
医師によるサポート「禁煙外来」
自分だけで禁煙するのは難しいという方は、一定の条件※を満たせば健康保険で医師のサポートが受けられます。自力で行うより高い成功率が報告されています。
禁煙外来は、総合病院のほか、内科や循環器科、婦人科、外科、心療内科、耳鼻咽喉科など、さまざまな診療科で行っています。ただし、医療機関によっては健康保険等で禁煙治療を受けられない所もあるため、事前に医療機関にお問い合わせください。
- ※一定の条件
- 1.ニコチン依存症の判定テストが5点以上
- 2.1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上(35歳以上の方)
- 3.ただちに禁煙を始めたいと思っている
- 4.禁煙治療を受けることを文書で同意している