春風が心地よい季節になりました。新年度が始まり新しい環境になったことで、疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは体を適度に動かして疲労回復を早める、「アクティブ・レスト」という考え方があります。日々の生活にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
アクティブ・レスト(積極的休養)とは?
休日はいつも家の中でのんびり過ごすという方も多いのではないでしょうか。もちろん、安静にしたり十分な睡眠をとったりすることは健康のために大切なことです。
しかし、まったく体を動かさずにいると、体がほぐれず血流の循環も悪くなるため、なかなか疲労が解消されません。一方で適度な運動をすると、血流が促進され疲労回復の効果が期待できます。加えて、軽めの有酸素運動をすると「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌が促されるといわれており、心のバランスを整えたり、睡眠や自律神経の調整にも役立つとされています。このように、適度な運動により疲労回復を早めることをアクティブ・レストといいます。アクティブ・レストで大切なのは、無理せず「気持ちいい」と感じる運動を行うことです。
アクティブ・レストには、軽いサイクリングや水中ウォーキングなど、さまざまな種類があります。ここでは取り組みやすい以下の2つをご紹介します。
●ウォーキング
15分〜30分程度の軽いウォーキングを行いましょう。特に自然の中でのウォーキングは、よりリフレッシュ効果が高まるためお勧めです。 ポイントは以下の通りです。
- 顎を引いて、視線は前方に
- 肩の力を抜き、腕は前後に大きく振る
- やや胸を張り、背筋と膝を伸ばす
- 爪先で地面を蹴り、かかとから着地する
- 歩幅は普段より少し大きく
●ストレッチ
ストレッチには、筋肉を伸縮させることで血流をよくし、疲労を回復させる効果があります。ストレッチする部位を意識しながら、反動をつけず、痛くない範囲で気持ち良い程度に行いましょう。
ポイントは、リラックスして呼吸を止めずにゆっくりと深い呼吸で行うこと、そして一つの部位を最低20秒以上かけてゆっくり伸ばすことです。
原稿・社会保険研究所©