千葉県自動車販売整備健保トップへもどる
健康保険組合のご案内 保健事業のご案内 健康保険のしくみ
健康保険の給付 届出・請求書ダウンロード リンク 今月の健康
トップ今月の健康 ≫ (平成27年2月)
今月の健康

感染するインフルエンザ(平成27年2月)

 インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症「インフルエンザ」は、空気の乾燥する11月下旬から4月ごろにかけて、毎年流行しています。強い感染力をもつため、免疫力の低い子どもや高齢者は、かかると症状が重篤化しやすく、死に至る場合も。
 主な感染経路は、咳やくしゃみなどから周囲へ感染する「空気感染」や、患者が咳などを抑えた手で触ったドアノブや電車のつり革などから感染する「接触感染」です。予防にはマスク(1回使用したら処分できる使い捨てのもの)の着用や、流水による1分間の手洗い、屋内の加湿(湿度50%以上でインフルエンザウイルスは死滅します)、そして規則正しい生活による免疫力の強化が重要です。
 感染すると1〜5日ほど(最大10日)の潜伏期間を経て、ウイルスによって急に40度近い発熱が出ます。倦怠感や筋肉痛、関節痛などの全身症状を併発するため、安静と十分な睡眠が必要です。脱水症状も起こりやすいので、水分の補給を忘れずに。医療機関へ向かう際は(外出時)、マスクを着用して周囲への感染を防ぎましょう。また、症状が軽快してからも2日ほどはウイスルが体内に残っているので、引き続き外出は控えましょう。
 政府は先月23日に総理官邸で、閣僚を含めた政府全体での「新型インフルエンザ等対策訓練」を初めての緊急事態宣言を想定して行いました。鳥インフルエンザが新型インフルエンザに変異・蔓延したことを想定し、全都道府県が政府と訓練を共有したのです。それだけ感染拡大の抑制が重要視されています。