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今月の健康

ウォーキングで身も心も軽く(平成18年10月)

 太りやすくなった、足腰が弱ったと感じたとき、歳のせいとあきらめてはいませんか。いつでも気軽に始められ、体にかかる負担が少ないウォーキングは、老化による機能低下をくいとめ、体も心も元気にしてくれます。歳とともにやせにくくなるのは、基礎代謝が関係しています。基礎代謝とは、安静にしている状態でも消費されるエネルギーをいい、おおむね20歳頃をピークに年齢とともに低くなります。その結果、若いときと食事内容や運動量が同じだと、自然と体重が増えてしまうのです。しかし、基礎代謝は、何歳からでも筋力アップによって高めることができます。筋力アップに効果的なのは、脚を中心に複数の筋肉が使われるウォーキング。運動量を増やしながら、基礎代謝を高く維持することで、太りにくい体がつくられます。
 ウォーキングにはこのほか、筋肉と骨を強化し、血のめぐりがよくなり脳が活性化するなど、たくさんのメリットがあります。空気がすがすがしく、気持ちのよいこの季節です。ちょっとした時間をみつけて、街や自然の中を歩いてみませんか。