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今月の健康

春こそ!免疫力を意識した生活習慣を(平成27年4月)

 すっかり春ですね。暖かくなるのは嬉しいのですが、気温の変動が大きい季節の変わり目は、体調を崩しやすいのが難点。なんだか疲れが取れないな?と思いながらも、頑張り続けてはいませんか。疲れやすい、疲れるとすぐに吹き出物が出る、アレルギーになりやすい、よくおなかをこわす、かぜをひくなどの症状がある場合は、免疫機構が崩れかけている兆候かもしれません。
 免疫には、口から食べた物を体内で消化分解し、糖や脂肪というエネルギー源に作り変え、それを燃焼させながら活動させる「代謝エネルギー」と、心身のすべての機能をコントロールする「自律神経系」、そして血液に乗って全身を巡る免疫の最前線「白血球」の3つのシステムが総合的にかかわっています。特に免疫力を左右するのが、白血球の種類と数のバランスです。「マクロファージ」「顆粒球」「リンパ球」という3種類の白血球が、バランスよく役割分担を行っています。このバランスが崩れると、免疫力が低下してがんや感染症に弱くなったり、免疫力が過剰になって花粉症やアトピー、ぜんそくなどのアレルギー反応を起こしたりします。
 白血球のバランスをコントロールしているのは自律神経です。自律神経は、気温変化が大きいときや環境の変化などでストレスがかかると、乱れやすくなります。まさに4月は1年で最も免疫力が下がりやすい時期。自律神経のバランスを整えるためにも、@ストレスをためない、A体内時計を狂わせない、B体を冷やさない、C抗酸化食品を規則正しくとる、D暴飲暴食をしない、Eたばこを吸わない、F皮膚と粘膜の防衛力を高める、G運動不足にならない、H明るいイメージでワクワクして暮らす、I正しい姿勢を保つことがポイントです。これらの生活習慣を意識することで、免疫力を整え、アレルギーや生活習慣病にも負けない身体をつくっていきましょう。