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今月の健康

朝食は一日の元気の源!(平成22年11月)

 みなさんは毎朝きちんと朝食をとっていますか。
 厚生労働省の調査(「平成20年国民健康・栄養調査」2009年11月)によると、朝食の欠食率は、男性で14.6%、女性は11.9%で、男女とも20歳代が最も多く、男性で30.0%、女性は26.2%であることが分かっています。年次推移を見ると、20歳男性を除く男女で欠食率は増加の傾向にあり、朝食をとらない人が多くなってきているようです。
 朝は、少しでも長く眠っていたかったり、仕度が忙しくてご飯を食べている時間がとれないというのも、朝食の欠食率が高い原因かもしれません。しかし、健康な生活は、まず3食決まった時間にきちんと食事をとることが重要です。では、朝食をとることにはどんな意味があるのでしょうか。
 まず、朝食には眠っている間に下がった体温を上昇させ、脳に糖質を補給し、体と脳の両方を目覚めさせる役割があります。よって、朝食を食べると集中力が上がり、午前中の仕事や学習の効率アップにつながります。逆に朝食を抜くと、午前中体がだるかったり、頭がボーっとしたりします。また、食べものが胃に入ることで胃腸が刺激され、腸の蠕動運動が活発になるため、便秘予防にもなります。朝食を食べて一休みしたら、トイレに行く習慣をつけるとよいでしょう。
 また、朝食をはじめ、3食きちんと食事をとるようにすると、まとめ食いや間食を防ぎ太りにくくなります。ダイエットのために1食抜く人がいますが、基礎代謝も低くなるのでダイエットには逆効果です。しかも、1食抜くと栄養バランスがとりにくくなり、それが習慣化すると疲れやすくなったり低体温になったり、生活習慣病にもかかりやすくなってしまいます。
 朝食をとる習慣をつけるためには、早起きをして、落ち着いて朝食をとる時間をつくることです。この時期、朝は寒くてなかなか早起きができないかもしれませんが、ゆっくり食事をとることで、消化吸収の働きも促進させてくれます。