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より良い新生活のために(2024年4月)

 さあ、新年度が始まりました。4月は異動の多い季節です。就職や転職、人事異動による転勤などで、生活環境や職場環境が変わったり、住まいが変わったりする人もいるでしょう。特につい最近まで学生という立場にあった新社会人の皆さんは、親などから離れ、一人で新生活を始める人も少なくないでしょう。「一人暮らしは自由」そう考えている人も多いと思います。確かに帰宅時間の確認など、精神的には少々煩わしいと感じていたことがなくなるので、ある意味自由を感じるかもしれませんが、多くの場合“自由な”時間が減少し、また、自分一人で考え行動していかなければならないことが多くなります。一方、気ままな一人暮らしからどうしても生活習慣が乱れがちになりますので、規則正しい生活を常に心掛けましょう。

食生活で気に掛けたいこと

 仕事が忙しくなってくると、手軽さから、外食や出来合いの総菜、お弁当などを購入して帰り、家で食べること(中食<なかしょく>)が増えてしまい、栄養が偏りがちになってしまうことも多いと思います。食事はバランス良く食べることが大切なので、食生活について少し考えてみましょう。

 まずは、主食(ご飯やパン)を抜かないことです。主食を抜くと、主菜(肉や魚、卵など)の食べ過ぎや間食を取る原因になってしまいますので、主菜よりも副菜(野菜やきのこ、いも類、海藻料理など)を多く取るようにしましょう。外食をするときは、単品料理ではなく、副菜の小鉢などがある定食類を選ぶと良いでしょう。また、「何を食べるか」ばかりではなく、「いつ食べるか」も意識します。食事は時間を決めて3食規則正しく取り、就寝前の2時間は、良い睡眠を得るためにも食事を控えましょう。

早寝早起きを心掛ける

 一人暮らしでは生活リズムも気ままになりがちで、帰宅時間が遅くなったり、夜遅くまでのインターネット、テレビ番組視聴やゲームなどでつい夜更かしをしてしまったりすることも。人との付き合いや、家でゲームなどをするのもストレス解消になる場合もありますが、そちらはほどほどに。就寝時間が遅くなり、睡眠不足になってしまいます。睡眠が足りていないと、次の日に悪影響を及ぼしてしまいますので、睡眠はしっかり取りましょう。厚生労働省では、大人の睡眠時間「6時間以上」を推奨しています。

 また、平日の睡眠不足を解消しようと、休日に寝だめする人もいると思いますが、それは逆効果です。ヒトは、昼夜変化に同調するという体内時計を持っていますので、その体内時計をずらさないようにしましょう。また、睡眠不足は免疫力を低下させ、体調を崩しやすくしてしまいます。生活リズムを乱さないよう、規則正しい生活を心掛けてください。

* 厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023より