最近では年間を通じて食中毒関連のニュースが報じられますが、やはり気を付けなければならないのが、6月から10月までの気温の高い時期です。特に夏場は細菌による食中毒が発生しやすくなりますので、正しい知識と対応で防ぎましょう。 |
下記に「家庭編」「飲食店編」「アウトドア編」に分けて食中毒のポイントをまとめましたので、ご参考にしてください。 |
食中毒予防のポイントは! |
<家庭編> |
●食材を買うとき |
・消費期限を確認する
・肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う
・肉や魚などは汁が他の食品につかないように、分けてビニール袋に入れる
・寄り道をしないですぐに帰る |
●家庭での保存 |
・帰宅したら生鮮食品はすぐに冷蔵庫へ保管する
・肉や魚は汁が漏れないように包んで保存する
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は−15℃以下に保つ |
●下準備 |
・調理の前に接見で丁寧に手を洗う
・食材は類推できれいに洗う
・生肉や魚を切ったまな板や包丁は、必ず洗って熱湯初毒する
・ふきんやタオルは清潔なものに交換。台所は清潔に保つ |
●調理 |
・肉や魚は十分に加熱。中心部分の温度が75℃で1分間が目安 |
●食事 |
・食べる前にせっけんで手を洗う
・清潔な食器を使う
・作った料理は、長時間、常温で放置しない
・暖かいものは暖かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる |
●残った食品 |
・作業前に手を洗う
・清潔な容器に保存する
・保存して時間が経ち過ぎたものは思い切って捨てる
・温め直すときは十分に加熱 |
<飲食店編> |
・生肉や生焼けで食べるメニューは、できるだけ避ける
・生肉を扱うときはトングなどを使い、直ばし(じかばし)は使わない
・生肉と他の食材を接触させない |
<アウトドア編> |
・手洗いはウエットティッシュなどで清潔を保つ
・購入から調理まで低温保存(10℃以下)に努める
・食肉やレバーなどの内臓を加熱不十分な状態や生で食べない
・肉の中心部まで十分に火を通す(75℃以上で1分間) |