並んだ2つの10を横にすると、人の目と眉に見えることから10月10日は「目の愛護デー」です。1931(昭和6)年に中央盲人福祉協会が失明予防の運動としてこの日を「視力保存デー」と定めたのがはじまりで、現在は厚生労働省が主導して毎年目の健康に関する運動を進めています。この機会に、ぜひ目の健康について考えてみましょう。 |
最近は大人から子どもまで、パソコン、携帯電話、ゲームと、細かい電子画面を見る機会が多くなりました。それらの画面を見るとき、人は集中するため瞬きが通常の回数より少なくなります。長時間画面を見続けると、ドライアイの原因になったり、目の疲れからくる頭痛や肩こり、ストレスといった体の症状に発展することもあります。それらの画面で作業するときは、画面からの位置に気をつけたり、長時間作業するときは1時間に15分休憩を挟むなどして目を休めましょう。 |
また、目の疲れをリフレッシュするためには、目の周りの緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効です。眼精疲労にきく目の疲れをほぐすストレッチをご紹介します。 |
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まぶたの上を、人差し指の腹で目頭から目尻へ向かって優しくマッサージする。 |
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目を堅く5秒ほどとじた後、ぱっと見開く。これを10回ほど繰り返す。 |
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眼球を上下左右、ぐるっと時計回り、反時計回りに大きく動かす。 |
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目と目の間を円を書くように、鼻をつまむようにしてもむ。 |
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マッサージをするときは眼球を押さないように、また、爪でひっかいて傷をつけないように気をつけましょう。 |