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応急処置を覚えてスポーツをさらに楽しく(平成20年10月) |
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今年はオリンピックが開催されたこともあり、「スポーツの秋」を満喫する人も多いと思います。ただ、スポーツにはけががつきもの。とくに運動不足の人が急に激しい運動をすると思わぬけがをしてしまうことがあるので、注意が必要です。事前の準備運動をしっかりすることはもちろんですが、適切な応急処置の方法も覚えておきましょう。 |
捻ったり、ぶつけたりして腫れや痛みはあっても、明らかな変形などがなければ、RICE(ライス)療法という処置を行い、様子をみましょう。RはRest(安静)で、安静にして患部を動かさないようにして出血や腫れの悪化を防ぎます。IはIcing(冷却)で、患部を氷などで冷やし炎症による熱を吸収して炎症を抑えます。CはCompression(圧迫)で、包帯などで患部を圧迫し腫れの拡大を抑えます。EはElevation(上げる)で、患部を心臓よりも高い位置におくことで腫れの悪化を予防します。スポーツの秋を満喫するためにも、このような応急処置の方法を覚えておくとよいでしょう。 |
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