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セルフケアで花粉症の季節を乗り越えよう(平成29年2月)

 いよいよ本格的な花粉症の季節に突入します。花粉の方も、花粉症にかかっていない方も、花粉症情報を最大限活用して、万全の花粉症対策をとりたいものです。
 花粉症予防のポイントは、花粉をできるだけ体内に取り込まないことです。鼻や目の粘膜から花粉が体内に取り込まれると、体はそれに反応して花粉に対する抗体をつくります。花粉症でない方も、花粉が何度も繰り返し大量に体内に取り込まれることによって体が花粉に対して過剰に反応しやすくなり、花粉症を発症するリスクが高まります。すでに花粉症にかかっている人やかかっていてもごく軽症の人は、花粉をできるだけ体内に取り込まないことが、現在の症状をそれ以上悪化させないために最も重要です。
 ふだんの生活の中でできるセルフケアをしっかり実行することで、症状を軽減し、仕事や日常生活への支障を減らすことができます。花粉を体内に取り込まないためのセルフケアのポイントが下記です。

●外出時は、マスク、メガネ、帽子を着用
 まずは花粉を室内に持ち込むことを防ぐことが重要です。玄関前で衣服や髪についた花粉を払い落とし、家の中に花粉を持ち込まないように注意しましょう。帰宅したら、すぐに、うがい、鼻をかむ、手洗い、洗顔で、のど、鼻、手、顔についた花粉を落としましょう。
●外出時は、花粉の付きにくい素材の服装で
 生地の種類によって花粉のつきやすさは大きく違います。綿、ポリエステルなどの化学繊維などは、表面がすべすべしていて花粉のつきにくい素材です。
●窓の開閉に注意し、室内はこまめに掃除
 換気をするときは、窓は小さく開けできるだけ短時間で。換気後は、花粉が室内に入り込んでいるため、必ず濡れ雑巾などで掃除を。特に、窓際は念入りに。
●洗濯物や布団はできるだけ室内に干す
 花粉が飛散している時期は、洗濯物は室内がおすすめ。布団も、できれば布団乾燥機などを使用して、屋外に出さないようにしましょう。

 なお、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状を自分の判断で花粉症だと決め付けてしまわないようにしましょう。別の病気が潜んでいたり、花粉ではなくダニやハウスダストなどの別の物質が原因でアレルギー症状が出ている場合がありますので、状況や状態によっては花粉症かどうか、医療機関で検査してもらうことをおすすめします。