「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」と言われるほど、果物は健康によく、特に朝の果物は最適です。果物は果糖が豊富なのでカロリーが高いと思われがちですが、それほど高くありません。また、果糖はすぐにエネルギーになるので、1日の始まりである朝に食べると、1日の活動に必要なエネルギーを効率よく摂取できるので最適です。 |
たとえば今が旬のリンゴ。リンゴを使ったことわざで「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉があります。さまざまなビタミンによるかぜの予防、カリウムによる高血圧の予防、リンゴ酸の疲労回復、ポリフェノールが含まれていて老化防止やがん予防にもなります。 |
リンゴに豊富に含まれるクエン酸やビタミンCは二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを分解してくれます。食欲がなくなった朝でも、ジュースにすれば無理なく飲めるので、これからの忘年会シーズンに二日酔いになったときには試してみてはいかがでしょう。皮に多く含まれているペクチンといわれる食物繊維には整腸作用があり、便秘のときにも、下痢のときにも腸の働きを整えてくれます。皮に多く含まれているので丸かじりや、すりおろしリンゴ、丸ごとジュースにするのがおすすめです。 |