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初夏の風が心地よく感じられる5月。こうしたころに新しい環境の変化についていけず、無気力に陥ったり、眠れなくなったりする「五月病」があります。新しい環境へ適応するためのストレスがたまってきたころ、ゴールデンウイークによって、気持ちが切れてしまうことが原因となるようです。そんな緊張感から自分の心を解放し、緩み過ぎず、より良く過ごしていきたいものです。 連休中どう過ごすか 環境の変化に慣れるため、精いっぱい毎日を過ごしてきた人は、やっと慣れてきたころのゴールデンウイークですから、「ゆっくりできるな」と感じる人もいることでしょう。しかし中には「疲れて何もしたくない」と思う人もいると思います。 心身にたまったストレスを取るリフレッシュ法も人それぞれです。運動をしたり、趣味に没頭したり、十分休息を取ったりと、良いリフレッシュができた人は、長い休みが明けても「よし、また頑張るぞ」という気持ちになれます。でも後者のように「疲れて何もしたくない」と思う人は、一人でいる時間を部屋でゆっくり過ごすのがお勧めです。ただ、一日中部屋にこもっていると、気持ちがめいってしまいますので、たまに窓を開け、初夏の風を感じながら、空気の入れ替えもしてみてください。 連休明けに注意したいこと 連休中、ストレス解消とばかりにハードなスケジュールで過ごしてしまい、生活リズムを崩してしまった人もいると思います。その場合は寝る時間と起きる時間をきちんと決め、食事の時間など規則正しい生活リズムに戻すよう心掛けましょう。毎日決まった時間に起き、太陽の光を浴びることで、連休中に狂ってしまった体内時計を正常に戻すことができます。 また、連休明けだからといって、頑張り過ぎないことも大切です。「ストレス」は必ずあるものと考え、ストレスと上手に付き合っていきましょう。ストレスとうまく付き合っていくために、日頃から自分の心を解放することも忘れないでください。一番手軽なのは毎日の入浴です。ぬるめ(38℃〜40℃)のお湯でなるべくゆっくり浴槽に漬かりましょう。また、自分の好きな香りの中で過ごすのもお勧めです。いつもの生活に香りを取り入れることで、リラックス効果により心が解放され気持ちが落ち着くでしょう。香りの好みには個人差がありますので、自分の好きな香りが分からない場合は、目的別にブレンドされたアロマオイル等を試しに使ってみてはいかがでしょうか? 5月は一年を通しても気候もよく過ごしやすい季節です。これから来る夏に備えて、体調を整えておきましょう。 |