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今月の健康

「食欲の秋」は計画的に!(平成24年10月)

 暑さも落ち着き、ようやく秋めいてまいりました。秋といえば「行楽の秋」、「芸術の秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」、、、そして、なんといっても「食欲の秋」!! この時期は新鮮で栄養価の高い山の幸が、食卓を彩ります。
 季節に関係なく欲しい食材が手に入る時代ではありますが、食材に最も多く栄養が含まれるのは、いわゆる「旬」に収穫されたとき。その栄養価は他の季節と比べると、およそ3倍近く上がるといわれていますから、摂取すれば心も体もおいしく満たされるというわけです。
 たとえばサツマイモの栄養素をみてみると、主な成分は糖質(でんぷん)ですが、食物繊維やビタミンCも豊富に含まれおり、特にこのビタミンCは、熱調理後も効率よく摂取できるという特徴があります。また、健康な体づくりには欠かせないミネラルも多く含まれていますので、とてもありがたい健康食材であることがわかります。比較的カロリーが高いので摂りすぎには要注意ですが、クリも同様の栄養価を含む食材で、これらは甘みが強いことから、お菓子の材料としてよく用いられますね。今月末にはハロウィンもあるので、季節を感じるお菓子の主役として目に留まる機会も多いのではないでしょうか。旬の野菜をお菓子で楽しむのも素敵です。
 ただし、いくら栄養が豊富な食材を使用しているとはいえ、お菓子は多くの砂糖を含みますから、食べ過ぎには気をつけましょう。かといって、体によくないから食べない!と、必要以上に我慢をするのもストレスの原因に。そんなときは、我慢ではなく、「考えて食べる」という方法をとってみませんか。
 クリームやバターといった、乳製品が原料となる動物性油脂は、過剰に摂取すると血管を閉塞させ、高血圧、心疾患、脳梗塞などのリスクを高めます。このような負担のあるものを食べる際は、同時にいたわる食材もきちんと摂り、栄養バランスに気を配ります。また、間食する日は週1回、週末の楽しみにし、なおかつ、その分他の食品の摂取カロリーを減らすようにします。このように「考えて食べる」習慣をつくるのです。
 もちろんお菓子に限らず、おなかが空いているときに買い物へ行くのを避けたり、買う物をあらかじめメモしてから買い物へ出掛けたりするのも、過剰摂取対策には効果的です。
 半袖から長袖へと衣替えがはじまり、露出の減る秋は、油断して体型管理が疎かになり始めてしまう時期でもあります。「食欲の秋」を満喫するために「スポーツの秋」を活かすなど、計画的に、旬の味覚を楽しんでくださいね。