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今月の健康

大切なものを見逃さないように――「目」のお話(平成25年1月)

 いま、あなたはこのページを、パソコンのモニターで見ていますか?それとも、スマートフォンなどのモバイル機器から見ているのでしょうか。
 家のなかにはパソコンやテレビ、外に出れば液晶の広告、最近は電車やタクシーのなかにまでモニターが導入され、いまや日常生活で液晶画面を目にしない日はないのではと感じられるほどです。
 利便性の高い液晶画面。しかし発光力も高いため、長時間の閲覧は眼精疲労を及ぼします。画面を1時間見たら5分間は遠くを眺める、もし目の周りが熱を帯びるほど疲れていたら冷水で絞ったタオルなどで炎症を抑える、逆に、冷たくなっていたら蒸しタオルなどで温め血行を促進する、などの対策をきちんととりましょう。
 眼精疲労対策にはツボを押すのも効果的です。眼球のすぐ下の骨の部分には、疲れ目や充血に効く「ショウキュウ(承泣)」と呼ばれるツボがあります。眼球を圧迫しないように注意しつつ、軽く押して疲れを解消します。
 首の後ろ側には「テンチュウ(天柱)」と呼ばれるツボがあります。これは眼精疲労からくる頭痛や肩こりに有効なツボです。爪は決して立てず、うなじの生え際にある2本の太い筋肉の、外側のくぼみに親指をあて、ほかの指は頭を包み込むような体勢をとりながら、やさしくマッサージします。
 年明けの世間は縁起のよい初物で溢れています。大切なものを見逃さないように、目の疲れはその日のうちに解消して、万全の態勢で吟味していきましょう!
 ちなみに、今年の干支「ヘビ」の目は「ジャノメ(蛇の目)」と呼ばれ、それを模した柄は古来より魔除けの紋として親しまれてきました。たとえば、ジャノメ柄の傘には「空より降り注ぐ悪い気をはねのける」という意味が込められています。
 その年の干支を飾ったり、敬ったりすることは、「家内安全」「商売繁盛」などの縁起担ぎになります。近年はなかなか目にしなくなったジャノメ傘ですが、今年は思い切って新調してみるのも、面白いかもしれませんね。