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熱中症のファーストエイド(平成29年7月)

 夏に向かうこれからの季節は、熱中症になる人が増えてきます。急に症状が出てあわてないために―ファーストエイド― 救急処置法を知っていると、いざというときに役立ちます。

アクション1「おかしいな?」と感じたらすぐ対応!
涼しい場所へ移動
風通しのよい日陰や、クーラーの効いている室内で、足を高くして寝かせる。
すばやく水分補給
できれば市販のイオン飲料か水に塩を入れたものを飲ませる。
衣服をゆるめ、体を冷やす
ベルトなどをゆるめ、ぬれたタオルや氷まくら、なければ、保冷剤や水を入れたビニール袋で体を冷やす。

アクション2 症状から重症度を確認!!
〈T度〉応急処置と見守り
・筋肉痛 ・立ちくらみ ・めまい ・大量発汗 など
〈U度〉医療機関へ
・頭痛 ・全身倦怠感 ・悪心・嘔おう吐と ・虚脱感 など
⇒〈T度〉〈U度〉の場合は、
水分を補給0.1〜0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液を補給し、回復しないときは医療機関を受診。
〈V度〉危険!入院
・意識障害 ・けいれん発作 ・自力で水が飲めない など
⇒〈V度〉の場合は、すぐに救急車を要請!
救急車到着までは、水をかけたり、ぬれタオルを当てて、体を冷やす。首すじ、わきの下、大腿部 の付け根など大きい血管を冷やすのも効果的。
<熱中症になりやすい「高齢者と子ども」は特に注意が必要です>
高齢者
体温を下げる機能が弱くなっているため、自覚がないのに熱中症になる危険があります。
のどの渇きを感じにくい
汗をかきにくい
暑さを感じにくい
子ども
体温調節機能が未熟なため、熱中症にかかりやすくなります。
地面の照り返しなど、高い温度にさらされる
汗腺などが未熟