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今月の健康

飲むならのまれるな(平成26年11月)

 年末に向けて、なにかと酒を飲む機会が増える時期となりました。摂取した「純アルコール量」が多ければ、たとえ「酒の量」をセーブしても、身体や精神に悪い影響を与えかねません。そこで、飲酒量を純アルコール量に換算した単位「ドリンク(基準飲酒量)」を目安に、飲む酒の影響や分解時間を意識することが、各国で推奨されています。
 日本の基準飲酒量は「1ドリンク=10g」で、1日の摂取量は2ドリンク(20g)以内に抑えるように努めましょう。たとえば、度数15(または15%)の日本酒は「1合(160ml)で2ドリンク」です。アルコールの吸収と分解は人それぞれですが、以下の表を参考に、いつも飲んでいる酒と比較して、適量や他の種類だとどれ位酔いがまわるか等、推定してみましょう。

■酒類の1ドリンク量
酒の種類(基準%) 酒の量 だいたいの目安
ビール・発泡酒(5%) 250ml 中ビン・ロング缶の半分
チュウハイ(7%) 180ml コップ1杯または350mL缶の半分
ワイン(12%) 100ml ワイングラス1杯弱
日本酒(15%) 80ml 0.5合
焼酎(25%) 50ml 0.5合の半分
ウィスキー・ジンなど(40%) 30ml シングル1杯

 「酒は百薬の長」とは、節度ある飲酒をしてこそ。飲み方によっては、肥満や生活習慣病の要因になります。特に女性の飲酒には「血中アルコール濃度が高くなりやすい」「乳がんや胎児性アルコール症候群などの女性特有の疾患のリスクを増大させる」「早期に肝硬変やアルコール依存症になり易い」など、特有のリスクがあるので要注意。
 「飲むときは食事もとる」「ゆっくりと飲む」「1日2ドリンク(20g)以内にする」「1週間のうち、2日は飲まない日をつくる」「夜遅くまで飲まない」ことを意識して、アルコールを分解してくれる肝臓をいたわる飲酒をしましょう。もちろん「飲むなら乗るな(飲酒運転禁止)」ですよ!