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今月の健康

コロナ禍でも、年に一度は健診で体のチェックをしましょう(2022年4月)

 新型コロナウイルスの感染拡大期に、感染防止などの理由から健診の受診を見合わせ、そのままになっている方はいませんか。

健診の受診控えは健康上のリスクを高めてしまう

 健診の受診控えは、病気の兆候や進行を見逃し、健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。また、それにより、新型コロナにかかりやすい状態になってしまうこともあります。
 特に、生活習慣病の一つであるがんは、初期には自覚症状がないことがほとんどです。発見されたときにはすでに症状が進行していた、などとならないように、年に一度、必ず健診を受けて自分の体をチェックしましょう。

コロナ禍の受診控えでがんの発見が遅れた可能性が!

 コロナ流行期に大腸がんが進行した状態で見つかる人が7割近く増加――。
 横浜市立大学の研究グループは、新型コロナウイルス感染症の流行が消化器がんに及ぼした影響を調査しました。その結果、新型コロナの流行期は早期大腸がんの発見数が減少した半面、がんが進行した状態で発見される例が増加したことが分かりました。
 感染対策を徹底し、無用な外出を控えるなど、コロナ禍に則した行動をとる必要性はありますが、健診の受診控えは、がんなどその他の疾病リスクを高めてしまう危険性があることを認識しておきたいものです。

<健診会場の感染防止対策>

 健診会場では、厚生労働省の指導により感染防止対策が徹底して行われていますので安心です。健診受診のメリットを考え、年に1度は健診を受診するように心掛けましょう。

  • ・受診者間の距離を確保
  • ・受診者と職員の適切な距離を確保
  • ・受診者の予約時間等の調整
  • ・共用設備や健診機器の消毒
  • ・健診の所要時間の短縮
  • ・室内の換気
  • ・手指の消毒の励行

年に1度の健診のメリット

  • ・健診結果が生活習慣の見直しのヒントになります。
  • ・自覚症状のない体の異常を早期発見することができます。
  • ・早期発見なら治療の身体的負担が軽くて済みます。
  • ・早期治療なら医療費も最小限に抑えることも可能です。