ランニングスカートなどおしゃれなギアの影響もあり、ジョギングやウォーキングがブームです。特に歩くことはだれもが気軽に行うことのできる全身運動で、医学的にも血行がよくなって、血圧の低下や、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールの減少、内臓・骨・筋肉の強化、肥満防止、糖尿病の原因になるインスリン不足が解消されるなど、さまざまな効果が立証されています。皆さんは一日どれぐらい歩いているでしょうか。 |
歩くときに気をつけたいのが、自分の足にあった靴を履いているかどうか。「新しい靴は履きはじめが痛いのは当たり前」なんて我慢して履いていませんか。特にファッションを重視する女性は、つま先がきつく圧迫される靴を履き続けることで外反母趾になりやすく、男性でも、合わない靴を無理矢理履き続けていると靴ズレや魚の目の原因に。足のゆがみはやがて膝や腰の痛みにも発展してしまうこともあります。 |
そうならないためにも、お店によってはシューフィッターやウォーキング指導員といった専門職の方がいるところもあるので、自分の足に合う靴のアドバイスをしてもらうとよいでしょう。ウォーキングに適した靴もありますので、@つま先に1〜1.5pの余裕がある、Aヒモやマジックベルトでしっかり固定されている、B指の付け根が曲がり踵がしっかりしている――などをポイントにセレクトを。また、軽い靴より少し重めの靴のほうが歩くには疲れにくいです。ウォーキングを習慣にしている人もこれから始める人も、まずは、自分に合った歩きやすい靴を選ぶことから健康を見直してみてはいかかでしょうか。 |