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今月の健康

素材も服の一部です(平成26年5月)

 昼夜の寒暖差が激しくなってきました。昨年5月の千葉県の最高気温は27.7℃、最低気温はなんと20℃近く下がって8.8℃(ただし同日記録ではありません)、平均気温は18.9℃で、気象庁によると今年の5月は前年並みの気候だそうです。寒い冬を抜けてようやく春を実感したと思ったら、真夏日もあれば、夜は10℃を下回り、加えて梅雨に向けて雨量も増えてくる、という慌しい時期がやってきました。こうなると困るのは洋服選び。性別や体型、体調によって感じ方に差はありますが、冬服では暑過ぎるし、夏服では寒いでしょう。そんな時は、衣類のタグに表記されている「素材」に注目してみませんか。
 衣類の代表的な素材といえばオールシーズンOKの「綿」。タオルなどに使われる綿は、吸水性に優れます。しかし速乾性に劣るという欠点があるので、汗をかくこれからのシーズンは、サラサラとした着心地の「麻」の方が最適です。とはいうものの、こちらは通気性が良すぎて、今の季節にはまだ清涼感がありすぎるかもしれません。そこで、これら「植物繊維」の悩みを解決すべく、近代は速乾性や程よい通気性を求めて「化学繊維」の開発が行われてきました。某大型衣料品店のインナー用化学繊維の開発は、毎年メディアも注目しています。
 乾燥した季節だと「静電気が起きやすい」というデメリットがあるこれらの化学繊維も、湿度が高く、静電気と無縁な今の時期なら頼もしい素材です。定番はポリエステル・ナイロン・アクリルですが、着心地に配慮して、化学繊維と植物繊維を混ぜて織り込んだ生地というものもあります。組み合わせは多岐にわたりますので、何か自分に合った服に出合ったら、どんな素材かを参考にして、次の買い物に活かすとよいでしょう。
 また、5月は「五月病」という言葉があるほど憂うつになりやすいとされる時期。服装を明るいカラーのものにするなどして、自分だけではなく周りの人の気持ちを盛り上げるのも素敵です。もちろん、「TPOに合わせて、着たいものを着る」ことが大切ですよ。