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今月の健康

ギャンブル依存症から脱出!(2022年10月)

 生活や仕事に支障が出ても「やめたくてもやめられない」。そんな状態が続くのは意志の弱さや性格のせいではありません。「依存症」という心の病気です。

ギャンブル依存症ってどんな病気?

 パチンコやパチスロ、競馬や競輪、最近ではネットカジノのようなギャンブル(賭け事)へのコントロールが利かなくなってしまうのがギャンブル依存症です。悪化すると借金や人間関係のトラブルを招きがちで、さらに健康、仕事や学業などさまざまな方面に悪影響を及ぼします。本人や周囲がどうしようもなくなったときに、初めて症状の深刻さに気付くこともまれではありません。

自分や身近な人が「依存症なのでは」と思ったら

 ギャンブル依存症は、早めに気付き、適切な治療さえすれば回復する病気です。自分自身や身近な人がギャンブル依存症なのでは、と思ったら、依存症専門機関に相談してみましょう。
 ギャンブル依存症だけでなく、依存症対策の全国的な拠点機関である「依存症対策全国センター」では、依存症に関する情報提供を実施しています。全国の依存症専門相談窓口や医療機関が検索できます。
依存症対策全国センター  https://www.ncasa-japan.jp/

悩まずに専門相談窓口か医療機関に相談を

 2020年4月からギャンブル依存症にも、アルコール健康障害やニコチン(タバコ)依存症と同じく、健康保険での治療が適用となりました。集団治療プログラムを中心とした医療機関での治療を、健康保険(原則3割負担)で受診できます。
 依存症には、他にも薬物依存症、ゲーム障害、買い物依存症、盗癖症など、さまざまな種類があります。いずれも依存症が「否認の病気」とも呼ばれるように、患者本人が病気だとは認めたがらないのが特徴です。そのため、自分で専門相談窓口や専門医療機関を受診するのが最適ですが、家族など周囲からの働き掛けが重要となります。
 依存症の兆候に気付いたら、悩まず専門相談窓口か医療機関に相談を。家族や周囲の人だけも、専門相談窓口か医療機関に相談してみましょう。

ギャンブルに関してこんな症状はありませんか?

  • □ 勝った時の興奮を追い求めて、賭ける額がどんどん増えてしまう
  • □ 途中で中断したりするとイライラしてしまう
  • □ つらい気分を紛らわすためにギャンブルをする
  • □ 負けたお金をギャンブルで取り戻そうとしてしまう
  • □ はまっていることを隠すためにうそをつく
  • □ 大切な人間関係を失ったことがある
  • □ 借金をつくり、誰かに金を無心した    など
 依存症対策全国センターHPより