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今月の健康

運動中にけがをしたら!(平成29年10月)

 運動会や競技会などのスポーツイベント、山への行楽など、秋は体を動かす機会が増える季節です 。突発的なけがであわてないために―ファーストエイド― 救急処置法を知っているといざというときに役立ちます。
運動でけがをしたときの救急処置の基本!まず、「RICE(ライス)」処置を覚えよう!!

・Rest(安静) 動かさず安静に
患部を動かさないように、安全な場所で痛まない姿勢で安静を保つ。

・Ice(冷却) じっくり冷やす
ビニール袋に氷を入れるか、コールドスプレーなどで10〜15分ほど冷やしたら外す、を繰り返す。

・Compression(圧迫) 巻いて圧迫する
包帯やテープ、なければタオルなどを使って患部を適度に圧迫しながら巻く。

・Elevation(高挙) 心臓より高く保つ
患部を心臓より高く上げて血流を減らし、内出血を防ぐ。

<打撲・捻挫>
ひねったり、強くぶつけたりして、皮下出血やはれを引き起こす外傷
軽く考えないですぐ処置を。
特に足首など関節周辺の捻挫はくせになりやすい。
<肉離れ>
強い力で引っ張られて、筋肉の一部が断裂する外傷
ダッシュやジャンプなどの急激な動作は要注意。
運動不足の人では、ふくらはぎに起こることが多い。日常生活の中で起こることも。
<骨折>
強い外力受けて骨にひびが入ったりその一部または全部が折れたりする外傷。
変な方向に曲がっていても、直そうとしないように。
【圧迫】の際、段ボールや雑誌を添え木に巻いて固定する。
 
顔色や患部の血色にも注意を払いながら、救急処置のあとにすぐ医療機関の受診を。
<靭帯損傷>
関節部で骨と骨とをつないでいる繊維組織である靭帯が、外力により傷つき、裂けたり破けてしまう外傷。
代表的な膝関節の十字靭帯損傷は、ジャンプすることが多いバスケットボールやバレーボールなどで多発。
 
ひざに痛みがあったあと、ぐらついて不安定な感じがする場合は救急処置のあと、早めに医療機関の受診を。