5月になると咲き始める花の一つに、バラがあります。 |
バラの一般的な花言葉は、「愛」や「恋」です。その言葉のとおり、バラは、なにか特別な時に贈ったり愛でたりする花の代表的な存在ですね。 |
あのゴージャスな見た目と相まって、普段の生活の中ではあまり親しみのない花かもしれませんが、最近はガーデニングブームも伴い、以前よりは身近な存在になってきているのではないでしょうか。現在は種類も数えきれないものとなり、なかにはオレンジなど、明るい色のものや、サイズの小さな可愛らしいものなど、とても親しみやすいバラが身近にいくつも存在します。 |
主に観賞用としてのイメージが強いバラですが、ヨーロッパでは古来より、薬草として栽培されてきた歴史があります。花びらから抽出されたローズオイルは、お肌のお手入れに最適で、また、その実には利尿作用が含まれています。 |
バラの花そのものの効果としては、香りも気になるところです。もちろん、この香りの成分にも、人体に有効な効果があるとされてきました。ただ昔は、その成分の役割が、具体的にどのようなものかまでは調べられなかったので、一時期は「人の心を惑わすもの」として、タブーとされていました。 |
現在は科学的な研究により、バラの香りには、緊張を緩和する作用、抗うつ作用、女性のホルモンバランスを整える効果やアンチエイジングの効果など、まさに人体に効果的な成分が含まれているということが解明されています。 |
気分が滅入りがちな5月。咲き始めたバラを観賞したり、バラの香りのするアロマオイルやアロマキャンドルを点けてみたりするのは、気分転換にとても有効だということですね。 |